「修復歴無」の車は、本当にいい車? [中古車選びのポイント!]
みなさんこんにちは!今日も暑くなりましたね・・。
暑いのは好きなほうですが、仕事中はこたえます・・。早く海行きたいなぁ・・。
ってなわけで、昨日の予告通り今日は「修復歴無の車は本当にいい車なのか?」について書きます!
昨日、修復歴にも大小さまざまなものが混在している!ということを書きましたが、(見ていない方、見てください・・。)
【修復歴無】にも、色々あります。中にはぎりぎり修復歴にはならなかった・・・なんて車も結構たくさんあったりします。
オートオークションの評価点というのを聞いたことがあるという方も、いらっしゃるかもしれませんが、これはオークションの出品時に
各会場の検査員が、車両検査を行い、外装や骨格の状態(傷やへこみなど)を点数化します。
ほとんどの会場は修復歴有の車が「R点」(昔は0点なんて会場もありました)
修復歴のないものが点数によって採点されています。点数が上がるほど良い車(あくまでも外装の状態)という見解ですが、
お客様の中にも、「この車はオークションで何点ですか?」という質問をしてくる方もいらっしゃいますが、 これ結構危険です。
参考にはなるかもしれませんが、オークションの評価点は、あくまでも出品時の評価です。
もしかしたら外装傷があって評価が下がっていた車も、入庫した後、傷を直したりすると、評価点が変わる可能性も大です。
もちろんその逆も・・展示中に傷がついた・・こんな凹みなかったのに・・というのも販売店あるあるです。
さらに、オークションの評価点って会場によって基準が異なるケースもあります。
Aという会場で4点ついた車を落札し、Bという会場に出品したら「R点」なんてことも日常的にあります。
先日、当店で実際にあった話ですが、ある会場で「R点」で出品されていた車を落札、修復の内容が左センタピラーのへこみだけという小さなものでしたが、どう見てもシートベルトでできた凹み(ドア閉めるときに誤って金具を挟んでしまう・・よくあるケースなんです)
でもこれ、修復歴の定義から除外されるはずじゃ? どうにも腑に落ちないので、一度洗車をして同じ会場に出品してみました。
結果・・・4点、落札して2週間もたってないのに・・。
評価をするのも、「人」 これだけは覚えておいてください。見る人が変われば、評価も変わってしまうこともあるんです。
だんだん中古車を買うのが怖くなってきたでしょ・・・。でも安心してください。
当店では第3者の検査機関で在庫車を査定してもらっています。
この会社は、自動車公正取引協議会の修復歴の定義にのっとり点数化しますので、同一の基準で採点がされます。
検査してもらうのにお金はかかってしまうんですが、そこはケチケチしません。
販売店側の人間の「大丈夫!」よりよっぽど安心を提供できる問うことには積極的に取り組んでいきます。
というわけで、修復歴の有無は、あくまでも外装(ボディ)の評価だけというのがご理解いただけたでしょうか?
そうです。車にとって一番重要な「走る・曲がる・止まる」ということとは、別のお話なのですよ。
(修復が原因でまっすぐ走らない・・なんて車も存在しますが)
この修復歴というカテゴリーで、ポイントになるのは!
1.修復歴有の車は、ひどい車ばかりではない!(安くて良い車を買うチャンスかも)
2.オークションの評価に惑わされない!(重要なのはみた時の状態)
3.修復歴無でも安心しない!(重要なのは中身です)
本当はもっといろいろ書きたいんですが・・長くなってきたので、あと少しだけ・・
「こんなお店はパスしたほうがいいかも」
1.展示車にコンディションノート(車両状態表)が張り付けられていない。(これは貼り付け義務があります)
2.修復歴の説明が雑「この辺を少しだけですよ・・フロントなのにボンネットもあけずに説明する・・など」
3.外装の傷などは、気づくまで説明もしない・・。
まだまだありますが、ネット上であまり暴露しすぎるのも怖いのでこの辺で・・
もっと知りたい方や、こういうの知りたいという方は気兼ねなくコメントや当店までメールください!
相談料は無料です・・・時間だけください。なおかつ当店で買ってくれたらもっと嬉しい。
じゃあまた明日!明日は何、書こう・・・。
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