H17 アイシス2.0プラタナ リフレッシュ開始！

皆さんこんにちは！

今週は色々と忙しくて久々のクリーニングネタでございます。

昨日入庫したアイシスプラタナ！（またか・・・って言わないでください・・。いい車なんですよ）

とってもきれいなホワイトパールクリスタルシャイン（正式な色の名前です）走行62000㎞台とまだまだこれから！

この車、「修復歴あり」です。

修復があるって聞くと、まぁ大体の人はひきますよね・・。そりゃない方がいいに決まってます。じゃあなんでと思う方、ここからが中古車販売歴20年の真骨頂！

大体、修復歴って何？って思う方も多いかもしれませんね。これは公正取引協議会というところが、昔からよく言う「事故車」っていうあいまいな表現をなくすために作ったものです。

いまだに「この車、事故車？」っていうお客様も多いです。そもそもこの「事故」というのがあいまいで、ほとんどの人が車どうしの事故とかを想像すると思いますが、自分で運転して壁にこすってドアに傷がついた・・・なんてのも、立派な物損事故ですよね。

そう、「事故車」という表現がどこから？ということになってしまうんです。そこがあいまいなポイントですね。

で、その公取協さんが定義を作っているんです。簡単に言うと、車の骨格に当たる部分の修理、交換がなされた車が「修復歴あり」のクルマってことです。

でもね、この修復歴ありってのも、前出した車同士の事故もあれば、運悪くバンパーをこすってしまったなんてのも場合によっては、骨格部分に小さなへこみができてしまい、走行上に支障はなくても、修復有になってしまっている車もたくさんあるんです。

そうです、大きい事故も、小さな事故もぜ～んぶ「修復歴あり」になっているのが、今の仕組みです。

で、私が狙うのはもちろん小さい方。修復なし狙えばいいじゃないって話ですが、なぜ狙うか！それはもちろん「価格」ですよ。

そこはやっぱり修復歴ありの部類になってしまうので、修復なしのクルマより断然やすい！しかもちょっとの修復で、しっかりと直っていたら、断然お得！ちなみに修復歴がないからと言って「＝いい車」ってわけでもないですからね。

前にこんな車がありました。道路にできた穴ぼこにフロントタイヤを走行しながらガタンと落ちたしまった車。見事にフロントショック（足回り）が曲がってしまい、走行もままならない状態・・・。その方はもちろん乗り換えに来ました。しかし見てみると足回り以外の外傷もなく、ショックだけ交換してみたけど、どんなに調整してもアライメントが規定値にならず・・・。オークションに出品することになりましたが、その評価は「修復歴なしの4点車」

大事なのは、修復の有無だけでなく、現状の状態です。

話がだいぶそれてしまいましたが、アイシスです。

 

この車の修復歴の該当箇所は、左のフロントです。ドライバーで指している部分のステーが交換されています。でもこれはボルトで簡単に交換できるパーツなので、修復歴には該当しません。 該当箇所はその裏（画像でいうと右）に、ステーがボルト止めされている白いパネルがありますね。下側にアースの線も固定されていますが、少し下側が曲がってしまっています。

これだけです。もちろん走行に重要な足回りはもっと後ろ。ひどい直し方をしているようなところだと、ボルト位置が合わなくてボルトがついていなかったなんて車も結構あるんですが、一通り見てそのようなこともありません。フロントバンパーにもちょっと擦った傷があったので、 その時に曲がってしまったんでしょうか？たったこれだけでも修復歴ありになってしまうんですね。

試乗もしましたが、もちろん異常なし。ヘッドライトやフェンダーなどのずれもないので、 これはお買い得ですね！

こういう車を探し当てると、同じ予算でもワンランク上のものが狙えたりもします！

販売店の中には「うちは修復歴のない車しか置かない！」なんてお店もありますけど、しっかりと見極めればお得な車もゴロゴロあるんですよ！

とりあえず今日はエンジンルームの洗浄をしておしまい・・。明日もちょっとやること多いので進められるかな・・・？