モコにナビ付けます

皆さんこんにちは！

久々の更新でごめんなさい。先日ご来場いただいたお客様にも「毎回ブログ見ています！」と言われ、うれしくもあり、少々プレッシャーも感じております・・・。

最近ちょっと入庫を絞っているため、ネタがない・・・。

とりあえず今日は、在庫のモコにナビをつけてみましたのでご紹介。

待ち乗りにはもってこいの軽自動車ですが、やっぱりナビくらいは・・・。ということでとりあえず中古のHDDナビが余っていたので付けてあげることにしました。

純正のオーディオは、ご覧のとおりパネル一体型のモデル。最近こういうタイプ多いですよね。よく質問があるのは「市販のナビに交換できませんよね」といわれますが、交換は可能です。ただこのフェイスパネルは交換が必要になります。

まずはオーディオの取り外し。エアコン吹き出し口の一番下がカバーになっているんです。外すのにちょっとコツがいりますが、手で外せます。そして中のビスを外すだけです。これは左右2か所です。

ビスを外すと手前に引き抜けるようになりますが、オーディオとハザードスイッチの配線がついているので一気に引き抜いてはいけません。このぐらい引き出して、まずはハザードの配線カプラーを外します。

オーディオ裏は、この青いカプラーとラジオのアンテナを引き抜けばオーディオ外し完了です。結構簡単でしょ。

外したオーディオからステーとハザードスイッチは使うのでばらしておきます。

とりあえず、ナビにステーを移植し、ナビ配線にはスズキ車用の変換カプラーを接続しておきます。なぜ鈴木ようかというと、モコはスズキからのOEM車なので、中身はスズキだからですね。本当はここでフェイスパネルも取り付けるのですが、ナビをつけようと思ったのが今日の今日・・・。配線キットはストックがあったんですが、パネルは入荷待ち・・・。来週になってしまうようです。

ちなみにフェイスパネルキットは、部品屋さんで普通に頼むと該当なしといわれます。社外のキットも出ていますが、もともとの色と違うシルバーや黒になってしまうので、今回はオーディオレス車用のフェイスパネルを発注。そう頼めば、純正色のパネルが手に入りますのでご参考までに。ちなみにパネルは5000円くらいです。

とりあえずフェイスパネルなしで作業を進めてしまいます。次は車へ移動。GPSアンテナをダッシュボード脇に置くので、ピラーカバーを外します。いきなりカバーを外さずに淵に沿ってついているウェザーストリップ（黒いゴム）をピラー部分だけ外しましょう。

ウェザーストリップとピラーカバーの間に隙間が空くので、そこに指をグッと入れてパコッと外します。擬音ばかりだな・・・。コツは大体ウエア側にクリップ（車種に寄りますが）がついているので上の方に指を入れ、内側に向かってバコッてします。写真のような状態になったら、下側はガイドのように溝にはまっているので、上に引き抜けば外れます。

カバーを外したらGPSを設置して、カバーの取り付けに邪魔にならないように足元まで通していきます。

無事助手席の足元まで出ました。最近は地デジのアンテナとか、ドラレコとか色々フロント周りに配線を通す機会も増えてきましたから、このやり方を覚えておくとスッキリ配線を隠せます。もちろん配線は所々で固定してあげましょう。

続いては配線の処理ですね。難しいと思うかもしれませんが、青いカプラーは先ほどの変換キットをつなぐだけなので配線図を見ればまず間違うことはありません。やったことのない方がわかりにくいのは、車速信号、バック信号などのナビ独自の配線ですかね。でもこのモコは簡単です。写真にある白いカプラーに全部集約されていますから。

これにそれぞれの線を結線してあげればおしまい。こういうカプラーがわからない時は、ナビを販売しているメーカーさんのサイトでも車種別の説明があったりしますので、それをご参考に。

全部ギボシでつないでもいいのですが、タップを使えば簡単です。しっかりとつければ外れるようなこともありません。配線をまっすぐガイドに合わせ、プライヤーでしっかりと挟んであげるだけです。

一番左だけ違うのは、サイドブレーキ線です。普通につないでしまうと社外のナビも純正同様走行中にDVDの視聴などができなくなってしまいます。これはそのままアースしてあげるだけでOKなのでこうなります。そうすれば走行中も映ります。

配線処理が終われば、ナビにカプラーをつけ、ラジオとGPSアンテナをつなげて終わり。とりあえず作動チェックです。

ラジオやDVD再生もOK！ナビ位置も確認し（物によっては多少ナビ位置がずれる場合がありますがちょっと車を動かしたりすると現在地を示すようになります。壊れてなければね）終了！

後はパネルが来るのを待つだけです。